和式大便器

和便または日本式もしくは単に和式とも言う。

床に埋め込まれる形で施工される、跨り屈んで使用する大便器。

材質は陶器製で、列車用などにはステンレス製もごく少数ある。

金隠しと呼ばれる半円状の部分が前部にある。

小便器を個室に置かない場合、和風便器を一段高くした床に設置し、和式便器後部を段違いに低くした後方に張り出させ男子小便の用を兼ねる両用便器があり、平面床に設置される一般の便器とは区別している。

この両用便器はもともとは列車用に採用された様式だが、近代化後は小便器の設置空間を取りにくい日本の狭い住宅にも採用され広まった。

また、一般便器では便器汚損のより起こりにくい、鉢の長さを伸ばしたタイプの製品が増えており、トイレ空間の向上が図られている。

幼稚園、保育園向けにサイズを小さくした幼児用も存在する。

金隠しが凶器となるおそれがあるため、刑務所用に金隠しの無いタイプもある。

便器に直結されているフラッシュバルブや給水管につかんでしゃがみこむとパイプを破損する恐れがあるため、列車便所のように便器の前に手すりを設ける場合もある。
update:2010年02月22日